日本ウォーターワーク協会 J.W.W.Aは水難救助犬の育成と愛犬の健康増進を目的に活動しています

協会について

ウォーターワークに興味があるみなさんへ

一般社団法人 日本ウォーターワーク協会会長   千葉路子

まだ若かった頃、仕事の関係で世界各地の水辺に接する機会がありました。
その折りによく耳にしたのが、犬が溺れた人を助けた話です。
当時は将来自分が犬関係の仕事に就くとは思ってもいなかったので、
「へえ、犬ってすごい動物なんだね」程度の認識しか、正直、ありませんでした。
数年を経て、犬の雑誌の編集をすることになって、真っ先に考えたのが、
すでに犬先進国では一般的になりつつあった水難救助犬の育成です。
いちばん最初に水難救助の訓練を見たのは、アメリカ、ニュージャージーと
カリフォルニアの湖でした。
トレーニングをしていたのは、一般の飼い主と犬たちです。
基本的にアメリカでは水難救助犬は要請があってから出動するわけでなく、
湖沼、河川のそばに住んでいる犬たちが活動するからでした。
アメリカは国土の広さのせいもあって、救助隊がかけつけるのにひどく時間がかかります。
その時に力を発揮するのが、地元の犬たちなのです。
湖のそばのキャンプ場にいる水難救助をおぼえた犬たちが、水辺で遊んでいる子どもを
間違って救助に向かう姿には、犬たちの真正直な健気さに感動してしまったほどです。
その後スウェーデンで、体系だった水難救助のトレーニングについて学ぶ機会を得ました。
犬たちが持っている優れた能力を最大限に生かし、維持していく
トレーニング・プログラムがウォーターワークにはあることを実感したのはそのときです。
第1回の大会を北海道の洞爺湖で開催してから、すでに10年の時がたとうとしています。
この10年の間にさまざまなドッグ・スポーツやトレーニング方法が登場しました。
それらに比べてウォーターワークの歩みはゆっくりといえるでしょう。
しかし、そのゆっくりとした時間の中で、飼い主のみなさんが
様々なトレーニング・メソッドを生みだし、そして確実に進歩をしています。
ウォーターワークは、犬はもちろん、人の健康管理にも役立つドッグスポーツです。
みなさんが、私たちの仲間になっていただけることを願ってやみません。

協会規定

会員年会費6,000円(1月ー12月)

 

スタッフ

千葉路子 プロフィール
一般社団法人 日本ウォーターワーク協会会長・本部審査員
ジャパンケイナインハイドロセラピー協会会長
1979年 和光大学人文学部卒業
1980年 水中造形センター入社。 『マリンダイビング』編集に携わり、世界の海を潜る。
1991年 ペットライフ社入社。『グルーマー』創刊編集長
1992年より1999年まで同社愛犬雑誌『WAN』誌編集長
1998年 アメリカ(NJ)水難救助犬(エアー・セント)を学習
1999年 アメリカ(CA)ウォーターワークを学習
2000年 ペット関連書籍編集、企画、経営コンサルティング(株)エー・ディー・サマーズを設立
2001年 『DOG FAN』誌を誠文堂新光社より創刊
2001年 スウェーデンにてウォーターワークを学習
2002年 日本ウォーターワーク協会(JWWA)設立
2003年 スウェーデンにてウォータートライアルを学習
(株) エー・ディー・サマーズ 代表取締役
マキ・フジタ・ヒーリング・ドッグ・スクール講師
ジアス・セラピスト・スクール講師
愛玩動物救命士・水中運動指導士・NAUIダイブマスター
〈著書〉日本犬(英語版) 講談社インターナショナル
〈主な出演番組〉 どうぶつ奇想天外(TBSテレビ)
TVチャンピオン(テレビ東京)
TOKYO REMIX(J-WAVE)他

 

JWWA公認インストラクター紹介
星さんプロフィール写真 星 博夫
妙高動物病院 院長
新潟スポーツドッグ&レスキュークラブ 代表
ドクター農園 代表
JWWA大会本部長
【主な出演番組】 どうぶつ奇想天外(TBS)
鉄腕ダッシュ(NTV)、おはよう日本(NHK)他多数
大石さんプロフィール写真 大石 みちこ
ドッグトレーニングROSO 代表
JWWA西湖支部長
前村さんプロフィール写真 前村 真由美
会亀動物病院 勤務
JWWA大阪支部長
日本動物看護学会認定 動物看護師 中級教育講座修了
日本小動物獣医師会認定 動物看護師